燃えるアート展を何故開催したのか? ②

2021年3月1日ごろNFTについて知り、にとにかくこの大ブームいわばバブルに乗り遅れまいと自分は考えた。

そこで、現状のNFTアートは初めからPC上で作成したデジタル起点のデジタルアートのみでありアナログ起点のデジタルアートつまり、実体のあるアナログな絵画をスキャンすることで作成したデジタルアートが未だ存在しないことに着目した。

 

アナログ起点のデジタルアートを作ってみれば芸術的にも面白いし、現状はバブルであるため、もしかしたら高値で売れるかもしれないと考えた。

しかし、ただスキャンしただけではつまらなし、それでは価値か全く創造されないとも感じた。

そこで私は閃いた。

スキャンをする対象となるもとの絵画100作品を焼却し、実体を無くすこと思いついたのである。

リアルな絵画をデジタル空間に送り出すことは恐らく世界初である。

実体がなくとも存在を可能にする技術が暗号資産、NFTの技術であり、それに最適化されたアートの誕生を明示的に全世界に知らしめることができる。

 

かくして世界の芸術史に燦然と輝く燃えるアート展が誕生したのである。



しかし、2021年3月3日にかの世界的アーティストBanksy のスクリーンプリント作品 “Morons” が焼却され、その作品をスキャンされたものがNFT化されオークションに出されるという事件が発生してしまった。

 

このままでは、燃えるアート展は、上記の事件のパクりになると恐れた。

そこで、絵画100作品の焼却を爆破に変更することに決定したのである。

 

こうして構想が完成したもの自分はNFTに関しては全くの素人であり、支援者が必要である。

そこで東大起業サークルTNKの先輩であるCtyptoGames社のCEO小澤孝太様にTwitterでDMを送り、NFTに関するお話しをお聞きしたいと連絡した。

そこでZOOMで会うことが決まったのである。

ちょうどその時VtuberのNFT化をCtyptoGames社が手掛けていたため、友人のVtuber起業家北条君も誘った。その北条君が自身の友人である小谷君(その後共同主催者となる)を誘っい、彼も参加する運びとなった。

北条君も小谷君も東大のトップ層である。

 

そのZOOM会でもNFTの熱気を非常に感じられるものであった。

なにより小澤孝太様に燃えるアート展開催を支援していただけると言って頂いたのである。

その後、北条君の紹介もあり小谷君とも直接会うことができ、そこで僕が燃えるアート展への参加を小谷君に打診した。

その場で意気投合し出資条件も合意できたため、この二人で燃えるアート展を本格始動したのである。

小澤様の支援があったからこそスタートした企画であり、感謝してもしきれないものです。

また、北条君が小谷君を紹介し、小谷君が共同主催者となったお陰でここまでいけたことを考えるとこの2人にも感謝の念で一杯です。

誠にありがとうございます。