精子バンク事業に関して ⑤ どう進めたのか

 

精子バンク事業に関して ⑤ どう進めたのか?

 

まず、誰の案で、ビジコンを発表するのか考えた。

その時、事業を持っていない人が、ノエル君と自分だけだったので、ビジコンでの提案内容は2人うちどちらかが出すことに決まった。

 

そこでノエル君が自身の事業案を取り下げたので、自分の精子バンクの案に決まった。

12月のビジコンの前にまず、精子提供を行っている人物に話しを聞きにいったり、海外の事情について調べた。

 

そして、ビジコン当日を迎え、精子バンク事業案を発表した。

 

結果は準優勝となり、シェフグルメ5000円券を獲得できた。

この時、優勝したのは睡眠サプリ事業案であり、現在イシダ君が圧倒的なグリッドで事業を進めている(なんと海外OEM契約まで自己資金で始めてしまった)。

イシダ君は自分が必ず成功すると思う学生起業家の1人です。

 

そうして、ノエル君と自分は精子バンク事業を共同創業することに決定した。

 

事業としては、精子バンクの精子凍結保存を先に実現するのは難しいので、シリンジ法による精子提供で売り上げを立てた後に、資金調達を行い、精子凍結保存設備を購入しようと考えた。

まずウェブサイト作成、ドナー東大生の募集と進めた。

 

ドナー東大生はほぼ全員Twitter経由で集め、約30人ほど登録者を獲得した、

登録者には全員2000円分のAMAZON券かラインペイを支払うことを約束することで集めたが、一番効果があったのは、ノエル君の交友関係が多いために、非常に早く拡散した。

 

その後全員に音声付きスライド動画と面談のメールを送り、ZOOM面談を行い、精子提供の意志を確認した。この音声付きスライド動画は、Youtube広告の経験のあるノエル君が声優もクリエイティブも筋書き行った。素晴らしい出来であったことを覚えている。



同時並行でウェブサイトを作成したのだが、ドメインAMAZONメール、サーバー周りに苦戦し、その部分で非常に時間がかかってしまった。

自分自身この点は深く反省している。

 

その後、面談完了者に精子検査キット、性病検査キット、遺伝子検査キットを送り、いつでもドナーになれる準備を整えた。

 

ウェブサイトもWixで作成し、ライン相談ができるようにし、そこで相談からZOOMを行い、受注できるようにした

Google広告も打った。

 

しかし、連絡数も少なく。有料であることを伝えると断られてしまった。