起業について① スモールビジネス対スタートアップ

 

 

起業とは親が資本家ではない人が資本家になる最も簡単な手段であるのと同時に、経済成長の中核を為す経済活動です。
起業には大きく分けて二つのパターンがありまず。
スタートアップ型起業
スモールビジネス型起業


スタートアップはVC等から大規模な資金調達を行い短中期的な赤字を期間を経つつも、長期的な2次関数的な成長を目指す事業。
スモールビジネスは短期的に黒字化を目指し、1次関数的な成長を目指す事業。

成功確立はスタートアップ≦スモールビジネスですが
成功時に期待される金銭的収益はスタートアップ≧スモールビジネスです。
期待値の差異は分りません。

ここで問題なのは、スモールビジネスとスタートアップどちらの起業をするべきかどうかです。
特に学生起業家はバックグラウンドが無く、良く言えば縛りが無い、悪く言えば何の技能も無いため、スモールビジネス、スタートアップどちらでも良いのであるが、最近はどうやらスタートアップ界隈が学生起業家の主流派であるようです。
勿論、自分の知る範囲が非常に狭く、そもそも東京の学生起業家界隈も狭いですが、、、

スタートアップはVCからみると確率的に成功する存在です。
そのため、起業家本人もメタ認知的には自分の企業が確率的な存在と考え、一度失敗しても人生の中で何度でも起業するという意識が必要です(あくまでメタ認知で、自分自身は今やっていることが絶対に成功すると本気で信じるべきです)。

スモールビジネスは業種にもよりますが確率的な存在ではなく、重要なのはどこまで売り上げ、利益の一次関数の傾きを急にすることができるかです。

個人的には、競合がひしめくがそれぞれの企業のレベルが低い産業で起業し、スモールビジネス型で無双し、エグジットか安定的なキャッシュを生み出せるようになったら、スタートアップ型の二度目の起業で全世界に打って出つつもスタートアップスタジオやファンドを設立したいと考えています。

スモールビジネス型事業でもVCから調達することで、成長の傾きをより急にできいるので、そうした成長もありかと思います。