遺伝学的な世襲の問題点


IQの遺伝率が66%であるため。政治家適性の遺伝率を60%と仮定します。
そして、政治家としての適正度を偏差値と同じと仮定し、政治家適正度偏差値を計算してみます。

上記の仮定を元に計算すると、片親が政治家で政治家として適正度が74もう片親が政治家としての適正度が60である場合、子どもの政治家適正度の期待値は60.2となります。

つまり、両親の一方が政治家適正偏差値が74もあっても、その子ども政治家適正度偏差値がたった60しかないわけです。

勿論、ランダムに日本人から選んだ場合、政治家適正度は50となるので、それよりは良いのですが、日本における、非世襲政治家を選抜する仕組みが、世襲よりもより適正度会い高い人間を選抜する仕組みであることは間違いないはずです。

とうのも、非世襲の人物が政治家となる場合、基本的に上位の大学を卒業し、官僚又は秘書としてとして自民党へのコネをつくって政治家になるか、又は自民党や野党の公募に応募するか手法が一般的ですが、そうした手法をとった場合の選抜率の高さを考えると、明らかに
世襲政治家の方が、世襲政治家よりも有能であると考えらるのです。